2014.8.2〜4 伊那谷周辺へ行ってきました。今回のメインは、千畳敷カールと木曽駒ケ岳^^
2014.8.3
木曽駒ケ岳から濃ヶ池方面経由で中岳へ。
チングルマの綿毛
いや〜、綿毛の造形美に惹かれちゃいました。
なんとも綺麗に思いました。
実に細かい水滴の霧っぽい中を歩いたので、まつ毛や指の産毛などにも水滴が綺麗に付いていました。
で、写真中央から上の白い変わった形の花は・・・お目当ての「ヒメウスユキソウ(姫薄雪草)」です。
ヒメウスユキソウ(駒薄雪草、別名:コマウスユキソウ、学名:Leontopodium shinanense)は、ウスユキソウ属の多年草。
中央アルプス(木曽山脈)の花崗岩礫地の固有種。将棊頭山から仙涯嶺にかけての高山帯に分布する。 田中澄江が『花の百名山』の
著書で、木曽駒ヶ岳を代表する高山植物の一つとして紹介した。その産地が限られていることや個体数の少ないことから、長野県が
2002年に、絶滅危惧IA類に指定した。学名の「shinanense」は「信濃」を意味し、長野県を代表する高山植物の一つである。宮田村の
特別シンボルに指定されている。
日本産のウスユキソウ属のなかではもっとも小型で、茎の高さは4〜15cm。頭花は2〜3個。開花時期は7〜8月。エーデルワイスに
似た花と称されることがある。by wikipedia
空気中の水分を頼りに生きる姿がなんとも可憐です。葉には薄く毛が生えます。この葉が変化したものが白い花弁で、綿毛を密生し、
中心が花となります。
ということで、写真のように、毛の生えた葉っぱや花弁に驚くほどビッシリと水滴を付けていますね。こうして水分を摂っているのでしょうね。
(奥の白い花の群生は、タカネツメクサ(高嶺爪草))
雨の降る前に乗越浄土手前でわずかに咲いていたヒメウスユキソウ
こちらも雨の降る前に乗越浄土手前で撮ったヒメウスユキソウ
中岳に戻り、更に乗越浄土を経由して戻ります。
小雨の中を下山。上りとは全く違う霧雨中の景色。
降りてきましたー。 この時点で13:50 その後、千畳敷カールの上部の散策路でロープウェイ駅まで戻りました。
途中、昼食休憩しようと思っていた中岳、木曽駒ケ岳では雨模様だったので、小休憩でちょこちょこっと食べただけでした。
帰りのロープウェイは一時間待ちくらい。行きの乗越浄土に着いたのが8:30頃ですから、その後、ずっと小雨〜雨模様だった
ので、昇ってくる人が少なかったのでしょうね。日程的に年間のピークの人手のはずで、2〜3時間待ちとかになるようです。
後半は天気が悪く残念でしたが、朝から3時間ほどは天気が良かったですし、たくさんの高山植物にも出逢いましたし・・・
良かったです^^