2018.2 東村山の神社を2社参拝し、その後、調布の布多天神社を詣でました。
一の鳥居 甲州街道からちょっと入ったところにありました。
毎月第二日曜日は大骨董市のようです。この神社は江戸時代の布田5宿の総鎮守で、当時もこの神社の市場は賑わったよう
ですよ。
けっこうな巨樹です。保存樹木となっています。御神木なのでしょうけれど・・・ちょっと痛々しいですね。
燈籠 けっこう古そうですね。こちらの保存の仕方もなかなか荒っぽいような^^;
祓処(祓所?)でしょうか。殿前に砂利がひかれていて、殿の中には幣(ぬき)が置かれています。
他の神社ではあまり見ないですね。初めてかもしれません。
拝殿
布多天神社の創建はあまりに古く定かではありませんが、延長五年(927年)に制定された「延喜式」という法典に
その名を連ねる、多摩地方有数の古社で、社伝によれば第11代垂仁天皇の御代約1940年前の創建といわれております。
文明九年(1477年)に多摩川の洪水をさけ、古天神というところより現在地へ遷座され、その時に、御祭神、少彦名命に
菅原道真公を配祀されました。
江戸時代に甲州街道が作られ、上石原、下石原、上布田、下布田、国領の五宿ができ、布田五宿と呼ばれました。
当時、布多天神社は布田五宿の総鎮守であり、五宿天神と崇め祀られておりました。
そして布田五宿は、明治二十二年に飛田給、上ヶ給と合併して調布町となり、当社は調布町総鎮守となりました。
http://fudatenjin.or.jp/about/index.html より。
洪水(遷座される)前の古天神という場所ですが気になったのでグーグル地図で調べてみると、周りよりわずかに
高台になっています。盛り土かもしれませんが、この古天神公園の看板の写真を見ると古天神遺跡となっていて、
旧石器~縄文の遺跡や埋葬跡や住居跡が発掘されているようです。ビンゴ^^
この公園は調布市の多摩川の広がっている場所の北側にあります。
拝殿 平日のお昼頃でしたが、参拝者も多かったですね。
本殿 宝永三年(西暦1706年)に再建
撫で牛 天神社ですね~^^
境内社
末社に大鳥神社が祀られていることから、布多天神社では11月に酉の市が行われるようですよ。
江戸時代、この神社の市場は賑わったようですが、当時の空気感が感じられました。初詣や骨董市や酉の市の時に詣でれば
より感じられるかもしれませんね^^