山から降りて湿原へ
埼玉辺りでも御なじみの「ホオジロ」綺麗な声で鳴いていました。
いい感じです。
八島ヶ原湿原
長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳中信高原国定公園中部の霧ヶ峰の北西部に位置する標高約1632mの高層湿原。霧ヶ峰には、
八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原があり、すべて国の天然記念物。八島ヶ原湿原は面積が43.2ha、1万2千年前に
誕生した高層湿原。八島ヶ原湿原は、日本の高層湿原の南限にあたり、尾瀬ヶ原よりも泥炭層が発達しており、8.05mにもなっている。
高層湿原の始まりは、湖沼である。湖沼では周囲から土砂の流入、水生植物の繁茂などが起き次第に埋められていく。標高1000m
以上の場所や高緯度地方では寒冷な気候のため、植物の遺体は腐敗・分解がしにくく泥炭となって堆積していく。
堆積物の溜まった湖沼にカヤツリグサ科などの植物が侵入し、湖沼はやがて湿原に変わる。by wikipedia
湿原の池はあまり多くありませんが、こんな感じ。空が移っていい感じです。
ん?
おっ!
はいな!
なあに〜?
ホオジロだと思って撮ってたら「ホオアカ」でした。 頬が赤いからホオアカなんだろうなあ。
ホオアカ(頬赤、学名Emberiza fucata)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥。
冬季は本州西部、四国、九州で越冬する(留鳥)。 by wikipedia
コバイケイソウ(小梅?草、Veratrum stamineum)はユリ科シュロソウ属の多年生の植物。
中部地方以北、北海道に分布し、山地から亜高山の草地や湿地のような、比較的湿気の多いところに生える。名前の由来は、花が梅に
似ており、葉が?蘭に似ているため。by wikipedia
グンナイフウロ(郡内風露) フウロソウ科フウロソウ属に分類される多年草。 by wikipedia
オオカサモチ
オオカサモチ(大傘持、学名:Pleurospermum uralense )はセリ科オオカサモチ属の多年草。by wikipedia
広々して気持ちいいです^^
ん?
え〜と・・
誰だあ?
帰ってからいろいろ調べました。「オオモズ」かあ??白っぽいから、いろいろ悩みましたが、どうやら「モズ」でいいようです。
高原のモズは、色が薄いようですね。「高原モズ」とも呼ばれているようです。
ミツバツツジの赤が映えます。
kouchaが、木道で、同じ大学の学生とバッタリ遭遇。やはり同じような趣向だから、同じような場所に出没するんでしょうねー(笑
この湿原も完全にドーナツ型に保護されていています。すなわち、木道の外側はある程度の幅を持って鹿等の食害を防ぐために
防護ネットがくるりと張り巡らされており、木道の内側は立入禁止となっています。
自然保護の問題は、非常に複雑で、何処までをもってして保護をするのか?例えば、この湿原の場合、ならば湿原の周りはどうな
のか?この辺りは近代以降、採草地として利用され、特にカヤは、油分があって水をはじくので屋根に利用されたり、肥料、燃料、
茅の輪、民芸品など様々な用途で利用しました。森林化を防ぐ為に野焼きも行われてきました。さんざん人の手が加えられているわけ
で、草山として保護するのならば手を加え続けなければならないし、手を加えることを良しとしないのなら、やがては森林化して
しまうでしょう。(相当の年月がかかると思われますが)それでも、それが自然なのだから・・という意見もあるでしょうね。
難しい問題です。 つづく〜