2017.12.24
瀬川洋&トラベリン・オーシャン・ブルーバーズ/結成20周年記念ライブ♪ 原宿クロコダイル
この度、トラヴェリン・オーシャン・ブルーバーズは結成20周年を迎えました。加えて、瀬川洋は古希、ザ・ダイナマイツが
レコード・デビューしてから50年、これらを記念してアニバーサリー・ライヴを行ないます!
というわけで、そりゃ駆け付けない分けには行きません^^
原宿から歩きました。相変わらず、すごい人ですねー。外国人も多くなりました。表参道から明治通りへ。久しぶりですなー。
12:00開場ということでしたが、オープンが遅れてお店前には列ができていました。日頃、夜でしか逢わないオーディエンスと、
太陽の下で出逢う(さらに酔っていない・笑)というのは、ちょっと気恥しいような何とも不思議な感覚でしたねー。
店内は満杯^^ いや~いいですね~♪
カウンター脇のテーブルに陣取りました。ちょっと柱やカウンターがあってステージは観にくいんだけど、ここしか座れ
なかったもんで。入り口上部を見上げると、お~ここにPAがあったんだ。なんと梯子で登っていくみたい。
客席側はミラーが多くとても広々と見えますね。光も散りばめられていてキレイです♪
12:30開演が、13時過ぎに開始~♪
シバイさん、力のこもったサックスが響きわたり、モリさんも元気に登場~
瀬川さんの「目から汗が・・・・」に思わず、わたしもウルウルしちゃいましたね。20年の歳月はいろいろな事を思い
起こさせ、向こうの世界に逝ってしまった人たちが浮かんでは消えて・・・それぞれの人たちの胸に、いろいろな思いが
押し寄せてきたことでしょう。
瀬川さんは、三途の川を渡る駄賃が足りずに渡れないそうですよ(笑
わたし、後半からは入り口脇で、ずっと踊ってました。
キラキラしていて綺麗だったなあ。
Tupelo Honeyは最高でした。ベースのりのりの楽曲、何だったっけ?シゲちゃんもまるで踊っているみたいなプレイで♪
金子マリさんやtob創世期の大戸敏文さんも応援に^^
ダイナマイツ復活!
吉田さんのベース、野村さんのドラム、最高でした♪
マリちゃん熱唱^^
「何故に生まれて」久しぶりに聴けましたよ。
結成20周年記念ライブ♪ それでもこだわりのある楽曲はトコトンと^^。瀬川さんの音楽に対する熱意は相変わらずです^^
休憩中にダイナマイツの頃の映像が流れていました。みなさん、食い入るように観ていましたよ^^
15時終演予定でしたが、開演が遅れたから15時半くらいかと思ってましたが・・・何とアンコール含め、16時30分過ぎまで、
行われました。3時間以上のライブ!!!いや~すごかったです。後半ずっと立ちっぱなし踊りっぱなしだったので、さすがに
腰にきましたね(笑)戦いでした(笑)でも、たくさんの方がたくさんのエネルギーをもらえたのではないでしょうか。
ライブハウスを出るとすでに暗く、表参道はこんな感じでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「1998.11.22 渋谷屋根裏 のメモ」
彼らの音楽の根底にあるもの、それは、誰もの心臓の鼓動に調和する魂。スルメのように、かめば、かむほど、味がある。
なつかしい、忘れていた幼いころの原風景がよみがえる。一つ一つの音を、まるで言霊のように、大切に、そして、
エネルギッシュな、調和で聴かせてくれる。一人一人の生活に、ヴィタミン剤のように常用してほしい。
瀬川洋率いるトラベリン・オ-シャン・ブル-バ-ズの待ちわびた5ヶ月ぶりのライブが、昨年12月同様、渋谷屋根裏で行わ
れた。1時間遅れでスタート。前半1時間、休憩をはさんで、後半も1時間半近い実にパワフルなステージだった。ほとんど、
MCは無く、ひたむきに調和を重んじ、楽曲で表現しようとする、本物のロック・ライブ・スピリットは、不変だ。ここで言う
調和は、けしてこじんまりまとまるのではなく、砂浜に波が打ちあげるように、時には激しく、時にはクールに客席までもを巻き
込む自然なエネルギーの和である。共鳴といってもよいだろう。さらに、ゲストのKYON(key)や、元ダイナマイツの大木啓造らの
ゲスト参加により、アットホームな、そしてパワフルな色を巻き散らしていた。’金を払って聞きに来てるんだから、精一杯プレイ
するんだ’という、彼のポリシーは、ヴィジュアル・パフォーマンスではなく、個々の魂に飛び込むこだわりの音に息づいていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「1998.11.18 02:30の思い出」
少しずつ、まどろみが浅くなり、何かに呼び寄せられて目がさめる。 行かなくては・・・・。 真夜中の街は、普段とは違い、
頬を、赤く染めるように高揚した魂たちが、静 かに、それを待っていた。 まるで、それに吸い寄せられるように・・・・。
そんな、いつもと違う雰囲気に包まれて、少しずつ胸が高鳴ってくる。 北斗七星、オリオン、すばる・・・。いつもより鮮明に
見えている。 雲は切れ、月は隠れ、風は、ほとんど無い。 すべてのものが、息をひそめて待っている。 ビルを、早足で駆けあ
がると、いきなり、眼の中に閃光が飛び込んできた。 流れた後の軌跡が、飛行機雲になる。 圧倒的な明るさと視界の端から端まで
流れる星たち。 見慣れた都会の夜空を、日常から非日常へと一瞬に変えていく。
曇りのない瞳で見つめていた沖縄・阿嘉島で出会った流れ星。 命を吹き込んだオリオンをかすめた都会で出会った流れ星。
消えゆく命を見つめていたノース・オアフで出会った流れ星。 自分の歴史に刻まれた流れ星との出会いは、いくつかあったが、…。
これなら、願い事も間に合いそうだが、頭の中が真っ白になり、 僕の頭上のフキダシには、‘…・!!’感嘆符しか出てこない。
まるで、夜空は、巨大なキャンパス。絵描きは…・誰?
この壮大なドラマのBGMは、26年前にレコーデイングされた、瀬川洋の ‘なぜに生まれて’。 時の流れを飛び越えて、
スチールギターのフレーズと、彼の歌声が、流れ星 と絶妙な、ハーモニーを奏でていた。