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甲斐国一宮 山宮神社(山梨県笛吹市)

2017.11.11 ポッキーの日? チンアナゴの日?(笑)に山梨方面へ出かけました。またまた神社巡りでっせ~。

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甲斐一宮浅間神社の山宮神社遥拝所に立ち寄った後、いよいよこの場所から東南約二キロの神山の麓に鎮座する山宮神社
(当社の摂社であり、本宮)へ向かいました。

ナビでセットして県道34号線から細い畑の中を縫うような坂道を上ると行き止まりに鳥居がありました。
鳥居の先には柵があって、一見入ってはいけないような状態でしたが、よく見ると「動物柵」で出入りの際にはしっかりと
柵を閉めるようとの看板がありました。イノシシの侵入を防ぐ鉄柵のようです。

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柵の内側から甲府盆地方面。伐採をされる方が数名来られていました。

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鳥居をくぐり、柵を開けて入ると右側に祠がありました。

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更に山の中へと登っていきます。枯れ葉の音、木洩れ陽が良い感じです。が、クマでも出そうでちょっと怖かったですねー。
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しばらく登ると神社がありましたよ。
所在地は、「一宮町一ノ宮」と飛び地となっているのは本体地にある甲斐の国(山梨県)一宮、(一宮)浅間神社の元宮である
からのようです。

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拝殿

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本殿

淺間神社摂社山宮神社は垂仁天皇8年(約2000年前)に御鎮座されたと伝わっており、国の重要文化財に指定されています。
現在の社殿は永禄元年(1558年)武田信玄によって再建されたものです。

清流山宮川の水源神山の麓にあり千古の老杉二本、神木として連立している。本殿は、春日造、檜皮葺にしてその結構すこぶる
壮麗である。毎月15日を恒例神祭日となす。3月15日山宮神幸祭を行ってきたが現在は、3月15日前の日曜日。
当社は、垂仁天皇の御代鎮祭された本宮であるが、貞観七年(865年)12月、三柱の内、木花開耶姫命を里宮に遷座されたもので
大山祇神と天孫瓊々杵命の二本柱を御祭神としている。 http://asamajinja.jp/setusya.htmlより。

この辺りはすぐ近くに釈迦堂遺跡群があって3万年前の旧石器時代から人々が現れていました。縄文時代の草創期を経て、2000年前
の弥生時代中期の稲作文化へと発展するわけですが、その頃創建されたわけですね。そもそもは山宮川の水源の、その名のとおり
「神山」への水と実りの信仰だったのでしょう。

本殿の脇に回り、ふと周りを見ると、おお~!スゴイ大杉だ・・・・。近くに来るまで気が付かなかったので圧倒されましたよ。

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いや~、スゴイ迫力です。

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摂社山宮神社の夫婦杉

樹高 37m 目通り幹囲 10.3m 推定樹齢 300年以上

この巨木の下部の圧力を受けたような曲がり方やうねり方はすごいですね。ものすごい生命力を感じました。

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本殿
永禄元年(1558)に武田信玄によって再建された檜皮葺の建物(一間社隅木入春日造檜皮葺の室町時代の建築)で
武士の心意気を示すように兜の紋様を刻んだ蟇股で飾られています。(正面蟇股彫刻は複雑な花模様で図案的性質を保持し、
また側面の蟇股は全部同一な兜と紅葉を配した彫刻を入れたもの)

山宮神社の石鳥居前(東新居字桧山田)にはかつて三十六枚の御供田があった。山宮の清流を引いて耕作された棚田であり
「クナツタ」「ミズタ」ともよばれるような田が鳥居のかみにあり、早くから開かれていたものである。明治40年、水害の
際に鳥居の附近にあった古い社家の屋敷跡はすべて押し流され、現在は落葉林、松林などに変化している。
山宮において明治以前は厳しい物忌みが年三回行なわれ、神主、社家、社人などが参籠し、この期間は氏子も忌みごもり謹慎
していたと伝えられている。御供田から収穫した米二俵をもって祭の供物を作っていたと言われている。
一宮町教育委員会 http://www.geocities.jp/engisiki/kai/bun/kai150304-02.htmlより。

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参拝後、参道とほぼ平行する山宮川沿いを下りました。

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カツラ
砂糖を焦がしたような強烈な甘い香りが付近に漂っていました。

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この山宮川沿いのカツラの葉はビックリするくらい大きかったです。そのため香りも強烈だったのでしょうね。

夫婦杉やこの大きな葉のカツラの木・・・・地のエネルギーを存分に感じる空気・空間でした。良い参拝でしたよ。


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