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Channel: ~風に吹かれて~ by ポー(paw)
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谷川岳エリア5(一ノ倉沢ウォーキング)

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2017.10.8~9 谷川岳へ登ってきました。9日ペンションをチェックアウト後に一ノ倉沢へ向かいました。昨日同様、駐車場

に車を停めて・・・ペンションの御主人お勧めの「幽ノ沢」まで歩きましたよ。

ノギク

マユミの実

西黒尾根の入り口とサワグルミ

サラシナショウマかな?

マチガ沢

その昔、マチガ沢の出合いには三軒程宿があったらしく、畑や墓石が残っています。清水峠を越えて越後から山道を夕暮れ時に
下ってきた人が、このあたりで灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉が、マチガ沢の由来といわれています。
(案内板より)

迫力ありますね~

幽ノ沢から「新道③」へ降りようと少し下ったところで、急こう配になり、登って来られた方が居たのでどんな様子かと聞いたら、
かなりの急こう配が400m(800m?)続くとの事。昨日の登山で結構足が草臥れていたので諦めて元の道を戻りました。地図上
では、下りた後、真っすぐに戻りそうに見えたんですけどね。

ムラサキシキブ 色合いが綺麗でしたよ。

電気ガイドバス
谷川岳ロープウェイ土合口駅ロータリーより発着。ガイドさんが居なければ無料のようですよ。

お~、一ノ倉沢が見えてきました。

やっぱりスゴイ迫力ですね~!

垂直に立ちはだかる壁の高さは800m、一ノ倉沢の倉とは神の座る尊い場所という意味を持つ古い言葉です。
薄暗い岸壁は、かなりの威圧感で恐ろしささえも感じます。でもそこが非日常的であり身体の中に蠢く何かを刺激する魅力に
溢れています。そして、自然に対する畏敬の念を抱かざるを得ません。

一ノ倉沢反対側の笠山、朝日岳方面
一ノ倉沢とはホントに対照的です。当然、陽の当たり具合もありますが・・・飛行機雲もキレイでした。

朝しか陽が差さない壁
それでも色付く紅葉。沈黙の中、内に秘めた噴出ギリギリのエネルギーを溜め込んでいる「圧」を感じましたね。

一ノ倉沢から更に奥の幽ノ沢へ。
看板には「幽ノ沢」の「ゆう」は岩穴の事のようですが、一ノ倉沢から先の岩面にはたくさんの若者の慰霊碑がありました。
遭難などによる事故死は700名を超え、1つの山の死者の数としては世界一だそうですが、そんな彼らの霊魂もここを静かに
見守っているようにも感じられました。彼らに対し、山の神様に対しお祈りいたしました。

献花には美しい蝶が止まっていました。と思ったら「蛾」のようです。

イカリモンガ(碇紋蛾)
翅を立てて花などに留まり、蝶のように昼行性。翅前翅にある大きなオレンジ色の碇形状の紋が、和名の由来。

ブナ林 巨木と呼べそうな大きなブナもありました。

幽ノ沢

一ノ倉沢と比べると柔らかい優しい山容です。

「ゆう」(岩穴)からは美しく清らかな水が道を横切り川へと流れていました。とても冷たく美味しかった^^

笠山

一ノ倉沢・・・そこは非日常的な空気・空間で、自然の荒々しい造形美を魅せ、そして山・自然、ひいては地球に対する
敬虔な思いを心の内部から引き出してくれました。ありがとうございました。

 

 

谷川岳を離れ、みなかみ町のお蕎麦屋さんへ。

14時頃でしたが三台ある駐車場にも停められて良かったです。新そばは美味しかったですよ^^

「道の駅 みなかみ水紀行館」でお土産を^^
谷川岳に向かう奥利根ゆけむり街道沿いのオシャレなバームクーヘン店が気になっていましたが、こちらでも
売っていました。みなかみ町を下る利根川ラフティングは結構賑わっていましたよ。道の駅も結構混んでいて、
なかなか活性化されておりました。というわけで谷川岳編は終わりです^^


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