2017.7.28~30、白馬へ行ってきました。
ちょ~っと天気が残念でしたが、たくさんの種類の花が見れて、ライチョウやオコジョにも逢えて楽しめました。
しばらく白馬関連投稿が続きます。
というわけで唐松岳の投稿は終了。山を降りて車を止めてある駐車場に向かうと、お隣に止めてある車も登山から
戻ってきたようで、少し話したところによると、日帰りで唐松岳を登ってきたカップルでした。う~む・・なんと、
日帰りか・・・。スゴイですわ。我々は山小屋一泊でもヒーヒーだったのに(笑
「登山」目的であれば、我々ももしかしたら可能かもしれないけれど(まあ無理でしょ)、日帰りは勿体無いように
思うんですよねー。(負け惜しみ・笑)しかし、自然観察しながらでは、とても登山のコースタイムは無理ですね。
八方尾根では標高1680mの黒菱平から2130m付近まで、低木林や高山性の植物群落が見られますが、2130mより上になると、
標高が高くなるにもかかわらずダケカンバ林があらわれます。(下ノ樺・上ノ樺)。そして扇ノ雪渓を過ぎた2350m付近に
森林限界がみられ、それより上に本来の高山性の植物群落があらわれます。
つまり通常はあらわれないはずの低い標高に高山性の植物が分布することになります。実はこのような植生分布が蛇紋岩の分布
とよく一致しているのです。蛇紋岩という特殊な地質の分布が植生の分布に大きな影響を与えた典型的な事例といってよいもの
です。http://www.hakuba-happo.or.jp/happoone/landfarm.html より。
唐松岳から戻った後は、白馬村八方の「源泉の宿・まるいし」にお世話になりました。
いや~、食事が美味しかったです^^
お宿も昭和っぽい感じで良かったですよ。
この辺り、丸金、ふじや、かめやなど、なかなか古風?な名前の宿が集まっていました。
なぜか?実はこの辺りは「日本の民宿発祥の地」だったのでした。白馬連山登山の歴史に始まっているようです。
白馬といえば「ペンション」のイメージだったわけですが、この辺りは塩の道があったり、宿からすぐ近くには、
この写真の森は境内で立派な諏訪神社があったりと古い歴史を感じさせたのでした。神社関連については次回投稿します。
お宿の前の民家の庭。外来の花が点々と咲いて不思議な空間でした。
白馬八方温泉も植物分布同様に「蛇紋岩」に大きく関わっていました。