つづきです。龍譚寺の本堂内です。
井伊家霊屋(1742年)
井伊家一千年の歴史を祀る霊屋です。
龍譚寺庭園
お庭の手入れをされていました。苔を残し、細かい雑草を丁寧に抜き取っておられました。
なぜ、苔を生かすか?苔むす庭園が多いのか?それは、集約すると、
「豊かなコケを育む日本の自然環境」
「コケに風情を感じる日本人の感性」
「コケの多様性を高める庭園のデザイン」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/218802.htmlより
江戸時代初期に本堂北庭として築かれた池泉鑑賞式庭園です。
ハスの花を睨むスズメバチ^^;
「井伊直虎」の文字が・・・。
2017大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、主人公「井伊直虎」を柴咲コウさんが演じられるようです。
開山堂(1702年)
本堂西に朱塗りの楼閣造り開山堂を望む。八世徹叟和尚が建立する。開山黙宗瑞淵和尚を祀る。塔上に井伊氏の家紋彦根橘、
彦根井筒(井桁)を見る。http://www.ryotanji.com/annai/keidai.html
戦国時代の女城主・井伊直虎。お家断絶の危機にひんした井伊家の城主を継ぎ、後に徳川家の重臣になる井伊直政(幼名・虎松)を、
養母として育てた。
井伊直政の実母は井伊家の有力家臣だった奥山家の娘で、23代当主・直親と結婚して虎松を産む。人物像をうかがい知る史料は
ないが、奥山朝利の娘が植えたとされる木が龍潭寺に残る。それは、ご神木のナギの木です。
虎松と奥山朝利の娘は、龍潭寺内に直盛を弔うために建てられた松岳院に身を寄せ、この時期、ひそかにお地蔵様を祭り、ナギの木を
植えたとされる。ナギの木を選んだのは一説では、虎松の安全を祈るだけでなく、井伊家を襲う荒波が、穏やかな「なぎ」になるように
祈ったともいわれている。
願いが届いたのか、虎松は徳川四天王の一人に数えられるほどに勇名をはせ、井伊家中興の祖と称されるようになった。ナギの木は、
現在、高さ約19メートル、幹回りは太い所で約2.7メートルに及んでいる。
http://yama-machi.beblog.jp/sakumab/2016/03/post-dc3c.html
なぎの木
ナギ(梛、竹柏、学名:Nageia nagi)は、マキ科ナギ属の常緑高木である。
比較的温暖な場所に自生する。
葉の形は楕円状披針形で、針葉樹であるが広葉樹のような葉型である。
熊野神社及び熊野三山系の神社では神木とされ、一般的には雄雌一対が参道に植えられている。
また、その名が凪に通じるとして特に船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋や鏡の裏などに
入れる俗習がある。また葉脈が縦方向のみにあるため、縦方向に引っ張っても容易に切れないことから、
葉や実が夫婦円満や縁結びのお守りとしても使われている。神社の中には代用木としてモチノキが
植えている場合もある。by wikipedia