[「ありがとうございます」をもっと平易に]カテゴリーからの投稿です。
宇宙絶対神は、「無限の大光源」「無限の大光明」そのものです。だから宇宙絶対神の表現としての全大宇宙
には、無限に小さい光から無限に大きい光まで、無限の段階の光の表現だけが存在するのです。ところが大き
い光の立場から、小さい光を眺めると、暗く感じられるのです。相対的な比較上の問題として、大きい光の立場
からは、小さい光は暗闇に感じられるのです。
ここで人にとって大切なことは、天浮橋(アマノウキハシ)(相対の両極)に立つということです。無限の大光源と
いう立場に立つ時は、暗闇に対して、光を投げ与えるだけでよいのです。暗闇から光を求めることは、全く必要が
無いのです。報いを求めずに、ただ与えるだけでよいのです。これは愛の心の一面の、"思いやり"に相当する
わけです。
反対に暗闇の立場に立つ時は、無限に小さい光をも、なんと素晴らしい光であることよ!と褒め讃え・感謝し・
喜んで、自分の心の中にしっかりと包容すればよいのです。全大宇宙のすべてのものを、素晴らしく感じて、心に
しっかりと包容することは、愛の心のもう一面の、「寛容」に相当するわけです。
自分に少しでもプラス面が有るならば、それは他へ与え尽くす為に循環してきたものです。比較して自慢したり、
他を軽蔑したりする為のものでは決して無いのです。また自分が他から何かを与えられようとする時は、それが
どんなに小さい光であっても、必ず自分にとって必要不可欠な光なのです。小さい光だから要らないと、決して
拒絶してはならないのです。光一元に仰ぎ見て、すべてから光を吸収することが、本心の自分を大きく輝かすこと
になるからです。
その光をどれだけ受けるかは、一人一人の完全な自由に任せられているのです。先ずは自分の持っているすべて
の光を与え尽くし、その後、光一元に眺めた宇宙のすべてから光を吸収するのです。その循環を速く大きくしてゆく
ことが、本心の自分を大きく輝かせる生き方なのです。
いついかなる時にも、すべてをプラスに受ける為には、自分の立場をマイナス無限大に置けばよいのです。 マイ
ナス無限大は宇宙創造の原点です。神さまはマイナス無限大を創造の出発点にして、そこへ無限の大光源を加
えて、光一元の妙趣あるプラス無限大の表現を、一瞬一瞬新たに、創造し続けているのです。
(「ありがとうございます」より・一部語句互換)
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少し解り難いので、上記のような図を描いてみました。要するにもっとも神さまに近い側に立つ事と、もっとも
神さまから遠い側に立つ事を常にイメージしなさいということです。自分の立つ位置を固定してしまうと、窮屈
になってしまい、イマジネーションも沸いてきません。相対の両極に立つことを学べば、「人の気持ちになる、
相手の気持ちに立つ」ための最大限のダイナミックなイマジネーションを持つことができるでしょう。
私たちには、神さまの小さな分身が宿っていると言われます。(私たちだけでなく、万物全てのものに神さまが
宿っていると言われます。)神さまが光であるのならば、私たちも光を放っているわけです。小さな光もあれば、
大きな光もあるでしょう。
お互いの光を比較するようになれば、あの人は大きな光、この人は小さな光と、私心を育ててしまいます。全て
に対して感謝するような本心を育てるためには、光からもっとも遠い位置に立つ事が必要であると訓えています。
要約すると、
「本心の自分に戻って、本心の自分を生きることができたら、いつも無限の幸せで一杯になれるのです。即ち謙虚
な心でマイナスの極に立ち、光一元に仰ぎ見れば、すべてを神さまの現れとして受け取ることができるのです。」
となり、これがこの本のもっとも伝えたい「感謝の心」の実践方法です。
全ての光を感謝して仰ぐ=「生きているだけで幸せ」という境地に近いものかもしれません。そして、どのような
人の中にも光を放つものがあり、その光を拝みましょうということなのでしょう。しかし、現世の苦難の中で、「生き
ていくことが苦痛」という人もいるでしょうし、「恨み憎しむ相手に光を見出すこと」は難しいかもしれません。
今生では無理かもしれない・・・・・しかし、来世に向けて少しでも山の頂上を目指して歩めるかもしれない・・・。
輪廻転生を視野に入れた長期的なビジョンで、ダイナミックに自分自身を見つめることも大切ではないでしょうか。
ここで終わりという事はなく、自分の歩む道は、果てしなく続いていくのですから^^
焦らず、あわてず、一歩ずつ、地に足をつけて、楽観的に、自分のペースで・・・誰と比べる事もなく・・・
とりあえず、今回で{「ありがとうございます」をもっと平易に}の集中投稿は終わります。まだ半分くらいしか読み
終えていないので、投稿意欲のかき立てられる箇所がありましたら、また適時投稿しますねー^^