ソメイヨシノ発祥の地、染井町をブラリ・ポーしたわけですが、ちょっとその「ソメイヨシノ」について
調べてみました。
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・ソメイヨシノは種子では増えない。
なんと各地にある樹はすべて人の手で接木(つぎき)などで増やしたものだそうですよ!
ソメイヨシノは、一般的に、他の台木に接木をしたものや、挿し木、植え替えによって増える。
このため、人間と切っても切れない関係にあるそうです。なので、
・ソメイヨシノはクローン。
すべてのソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながり、すべてのソメイヨシノ
がそれらのソメイヨシノのクローンともいえる。
国立遺伝学研究所の研究によれば、全国のソメイヨシノはDNAが一致することが確認されている。
これはすべてのソメイヨシノが一斉に咲き一斉に花を散らす理由になっているが、
特定の病気に掛かりやすく環境変化に弱い理由ともなっている。
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なんですって!
だから、同一DNAによって、一斉に咲いて散るんですねー。虫が付きやすいとか樹齢も60-70年などの
理由もコレで解りますね。自然環境に適して増殖したのでは無いですから、「ひ弱」なわけですね。
でも、ラジオで弘前のサクラの事をやっていましたが、弘前には樹齢100年以上のソメイヨシノが300本
あるそうです。(日本最古(樹齢120年)のソメイヨシノも弘前城にある)「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
は間違いのようで、弘前周辺の林檎農家の林檎剪定技術でサクラが元気になるそうですよ。いつか、
弘前に行ってみたいなあ。。。