2015.10.24
観光で熱海「来宮神社」へ。三度目くらいかな。二度目は
2010.11.13~14 熱海・来宮(きのみや)神社 に投稿しています。
今から凡そ千三百年前和銅三年六月十五日に熱海の海へ漁夫が網をおろしていたところ、お木像らしい物が之に入ったので不思議に
思っていたところ、ふとそこに童子が現れ「我は五十猛命である。」 此の地に波の音の聞こへない七体の楠の洞があるからそこへ私を
まつれ、しからば村人は勿論当地へ入り来る者も守護するからと云うと同時に童子は地に伏してしまったので、村人一同で探し当てた
所が、今の此の地であり、毎年六月十五日(新暦の七月十五日)になると海岸へ出て当時を偲ぶお祭りを行う。
(七月の例大祭。こがし祭) http://www.kinomiya.or.jp/gosaijin.html
最近行かれた人からは聞いていましたが、ホントに社務所が近代的で綺麗になっていました。
では、本殿でお参りして本殿裏の大楠へ。
今から百二十年前の嘉永年間に熱海村に大網事件という全村挙げての漁業権をめぐる事件が勃発し、その訴訟費等捻出のため、
境内に聳え立っておりました七本の楠のうち五本は伐られてしまいました。古記によると、残されているこの大楠をも伐ろうとして樵夫が
大鋸を幹に当てようとしたところ怱然として白髪の老人が現れ、両手を広げてこれを遮る様な姿になると大鋸は手元から真っ二つに折れ、
同時に白髪の老人の姿は消えてしまったそうです。これは神のお告げであるとして村人等は大楠を伐ることを中止致しました。
この木が即ち現在ある御神木であります。http://www.kinomiya.or.jp/ookusu.html
う~ん・・・残念ですね。7本の楠がそびえ立っていたら、もっと壮観だったでしょうね。
ググってみましたが、7本の楠の絵図もヒットしませんでした。
ぐるりと回りながら観ましたが、大楠の表情がどんどん変わりますね。
パワースポット、the Kodama Project 来宮神社境内と大楠周辺のライトアップ、幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説、
心に願いを秘めながら1周すると願い事が叶う伝説・・・・・いろいろと人を引き寄せるようですが、静かにじっくりと大楠と対話
できるような環境場もあればいいなあと思ったのでした。
来宮神社の大楠
根回り約15.65m・南幹の目通り幹囲8.25m・北幹の目通り幹囲15.65m・樹齢は約2000年といわれている。
その後、これまた二度目のMOA美術館へ。
ホトトギスとキキョウがいい感じ^^
天気も良く気持ちよかったです^^