ちらっとテレビ放送で見かけたので見に行ってきました。
まさに小さなザゼンソウですね。
ザゼンソウは、まず花が咲いて発熱で周りの雪を溶かしたりしますが、このヒメザゼンソウは、まず葉っぱを付けて葉が枯れる6月頃
に3cmくらいの花が咲くようです。発熱もしないみたいですね。大小はありますが同じサトイモ科のそっくりな花なのに、成長戦略が
異なります。
こちらでは、見え易いように花の周りが手入れされてましたが、普通に日当たりの悪い森に咲いてたら、まず気が付かないだろうなあ。
「さいたま緑の森博物館」のお姉さんに、とても丁寧に教えて頂きました^^
「ヒメザゼンソウをウルイと誤食したことによる食中毒が発生したそうです。山菜と有毒植物が混生することがあるので、よく確認して
採るようにしましょう。」との事です。山菜採りは、葉の形状把握に詳しくなって良い勉強になるのかもしれませんね。
先日参加した植物観察会の先生が、植物の同定作業でもっとも大切なのは、「葉の形状把握」と云われていました。花の開花期間は
短いですものね。
セリバヒエンソウ
ジャノヒゲ でいいのかな?
2015.6.16 埼玉県入間市 さいたま緑の森博物館