アウトレット後、フィオーレ小淵沢「こぶちさわ昆虫美術館」へ。
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壁一面のモルフォ蝶
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『生きた宝石』とも呼ばれるモルフォチョウの翅(はね)は、鮮やかな青色をしているが、これは鱗粉表面に刻まれた格子状の構造による
構造色である。この構造は青色の光の波長のちょうど半分にあたる200nm間隔に並んでおり、干渉により青色の光のみが反射される。
wikipedia「構造色」より。
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インパクトはスゴイ。
綺麗だし、美しいと思った。しかし、それは鉱物同様の「無機質な美」の感覚でした。
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「生命の美」を感じるのは、この段階だろうか。
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ゴライアストリバネ
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テンジクアゲハ
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ミイロタイマイ
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アナクシビアモルフォ
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ディディウスモルフォ
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シンジュツバメガ
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オオクボイボタガ
いろんな色彩豊かな蝶や、何でこんな形してるの?と思われる昆虫がたくさん展示されていました。
モルフォ蝶の壁は、単純に「美しい」と感じました。FBで写真を投稿したところ、「飛んでいるところを見ているだけにしてほしい」との
コメントを頂きました。確かに何もここまで採らなくも・・・とも思いますね。私自身の心の内側を丁寧に観ていくと、確かにモルフォ蝶
の壁は、鉱物的な、無機質な美しさは感じましたが、整然と生命のあった生物が飾られるというのは、何か「冷たい」「怖さ」を同時に感
じていました。
このような本もありました。 「蝶コレクターの黒い欲望---乱獲と密売はいかに自然を破壊したか?」
「美しい」と感じるものに対する憧れ、欲望・・・・・・それは、度を過ぎれば危険な執着になり得る・・・いろいろと考えされられました。
ある蝶のサイトには、
現在の所、マニアの乱獲による蝶の個体数の減少は確認されていません。台湾やパプアニューギニア、アフリカ、南米など、蝶を採集して
装飾品などを作り生計を立てているところでは、かなりの数が採集されているのにも関わらず、蝶の個体数の減少は認められないといいます。
「乱獲」という言葉は、人の注意を引く言葉でもあり、良くマスコミなどで報道されるケースがあります。しかしながら、その報道の多くが
間違った情報を使い、記事を「ドラマ化」する傾向にあります。また、実際に蝶がいなくなった場所を調べてみると、乱獲ではなく、むしろ
自然破壊によるものが多く見られます。蝶の採集家は記事を見ればそれが本当かどうか分かりますが、蝶について詳しく知らない人はそのまま
信じられてしまうでしょう。
と記載されています。
とはいえ、個体数の減少云々ではなく、人為的に生命を奪っていることには相違なく、不必要な搾取はいかがなものか?各々の人の魂の動機に
照らして考えてもらいたいと思いました。