2014.5.3〜4
麻の館でたらふく美味しいお蕎麦を食べて、お次は、サクラ!!!!
小川村の「番所の桜」・「立屋の桜」へ。
小川村
長野市と北安曇郡白馬村のほぼ中間に位置し、その景観は「信州の自然百選(景観選)」・「信州サンセットポイント百選」
に選ばれている。にほんの里100選に選定され、日本で最も美しい村連合にも加盟しています。
美しい村でしたよ^^
「番所の桜」
ベニシダレザクラ。樹齢約60年。 もう散っていてあまり綺麗じゃないかなあと思ったら、いやはや未だこんなに綺麗でした。
さらに下の畑には、こんなに沢山のベニシダレザクラが!
けっこう花びらが散っていましたが、小さな花なので雪のようです。
こんな景観を見下ろす山間に枝垂桜が咲いているんですよ。
ここまで天気がイマイチで、多少雨が降っていて風がすごかったのですが、陽が射して天気も落ち着いてきました。
もう一度、「番所の桜」を撮り直し^^
やっぱり明るい方が色が綺麗ですね。
ところで、どうしてこんな山間に沢山の綺麗な桜が咲いているのでしょうか?
(クリックで拡大します)
(クリックで拡大します)
なんとこのサクラたちは、鈴木さんという個人の方が植栽してきたのでした。
以下パンフレットより引用
鈴木家の近くにあるベニシダレザクラは樹齢およそ60年といわれています。鈴木家10代当主守雄氏は「立屋の桜」の実生の台木に
接木された桜を育て、この地に植栽。やがて色濃いベニシダレザクラとして成長し美しい花を咲かせるようになりました。以後守雄氏は
この木を丹念に育て上げるとともに、長寿である「立屋の桜」の実生の苗木を台木にしてこのベニシダレザクラを接木し、長年かけて
70本余を植栽してきました。
こちらが「立屋の桜」の実生の苗木なのかな。
「番所の桜」からちょっと離れたところにあった「立屋の桜」
鈴木家の墓地にあるエドヒガンザクラは樹齢300年以上と伝えられています。立屋番所初代鈴木八右衛門は1681年に没しました。
当時の慣わしとして、鎮魂と真夏の暑さ除けのために桜が植栽されたといわれていますので、この桜も同様、墓守りの桜として植えら
れたのではないかと考えられています。(パンフレットより引用)
こちらはもう花の盛りは過ぎてしまってましたね。
とても不思議な空間でした。着いてすぐに突風に合い、土地の拒否感を感じました。帰る頃には穏やかな空気感だったんですけどね。
個人の想いがとても重厚に漂っている空間でした。これだけの空間をつくり出せるなんて・・・土地に対する「愛」ゆえでしょうね。
都会に住んで、あちこちを漂う私にとっては、とても相容れない感覚だと感じました。そこで生きる、そこに生きる強烈な覚悟のような
ものを感じました。