ハグロトンボ 2013.6 埼玉某所
森を歩いていると、ヒラヒラヒラ〜っと道案内してくれるかのように舞います。森の黒い妖精って感じかな^^
マイミクのきゅうちゃんが、マーキングされたハグロトンボの写真を載せていたので、どれだけ移動できるのかなあと調べてみました。
都市河川の生物多様性とエコロジカルネットワーク機能の評価に向けた研究
によると、約200〜300m、移動・分散が行われ得る範囲(最大移動距離)として約1300mとの事。まあ、赤トンボやオニヤンマの
ようにスイ〜〜〜〜と飛びませんからこの位でしょうね。ハグロトンボは動きも遅く、黒い羽なので捕らえてマーキングしやすいから
このような調査を行っているのでしょうけれど、移動距離だけの調査なのかなあ?よく解りません。
エコロジカル・ネットワークとは生物多様性を確保する生態系ネットワーク。ハグロトンボは、あまり移動しませんが、ほんの小さな
ビオトープを作るだけで、数種類のトンボがやってきて定着すると聞いたことがあります。山〜山里〜都心部へとエコロジカル・
ネットワークがどんどん増えればいいですね^^
トンボ
全世界に約5,000種類、うち日本には200種類近くが分布している。大型種のオニヤンマから、2cm足らずのハッチョウトンボ、
15mmほどのイトトンボの数種まで、さまざまな種類が知られている。幼虫は腹腔中に一種のエラをもち、淡水中で過ごす水生
昆虫で、種を問わずヤゴと総称される。
複眼(それぞれにレンズを持つ個眼が蜂の巣のように集合した器官。単一の個眼では図形を識別することはできないが、複眼を
構成することで、図形認識能力を備える。)が大きい。約270°もの視界がある。by wikipedia