koucha(平成5年生まれ)がウミウシを知ったのは、2003.8発行の月刊’たくさんのふしぎ・ウミウシ’という児童書でした。
毎日、本を広げては、「本物を見たい見たい」と言ってました。2003.10に初めてウミウシを探しに行きましたが見つからず・・・
翌年、2004年8月1日、神奈川県横須賀市にある観音崎自然博物館主催の磯観察会に参加。自分たちでは見つけられま
せんでしたが、ホンモノの「アオウミウシ」と初めて出逢います。
それから、ほぼ、毎月1〜2回、三浦半島のあちこちの磯でウミウシを探し続けています。10年近く経って、三浦半島の磯で
見つけたウミウシは149種にのぼります。 +++ koucha & paw のウミウシ探索隊 +++
「ウミウシ」は「ポケモン」に近い感じがして(笑)、ウミウシの写真を見る子供たちの目は、キラキラと輝きます。しかし、ウミウシ
の図鑑やf写真集は何冊も出ているのですが、kouchaが知ったような児童向けのウミウシ本はありませんでした。
今回、児童向けのウミウシ図鑑を作るという事で写真提供の打診があり、まさにまさに、このような児童向けの本を作ってもら
いたいなあと思っていたので、喜んで快諾しました。
ポケモンはゲームやテレビや本の中だけですが、ウミウシは実際に生きていている。磯に探しに行けば、「生き物」である動く
ウミウシに出逢える。子どもたちが、「生命」を感じるきっかけにもなる事でしょう。そして、どんな「命」も大切にする心が芽生え
てくれたらいいなあと思います。
おそらく、この本は子どもさん、お孫さんの行かれる児童館や図書館にも置かれると思いますので、是非、広げて見て下さいね^^
「海の宝石」とよばれる生き物 ウミウシの大研究 [単行本]
濱谷 巖 (監修)
内容紹介
ウミウシは、海の中でくらす軟体動物で、進化していく過程で貝がらを脱ぎ捨てた巻貝のなかまです。種によって体の色や形が
異なりますが、きれいなものがたくさんいるので、「海の宝石」とたとえられることがあります。本書は、ウミウシの美しさから生態
のふしぎまで、ウミウシの魅力を、写真やイラストとともに紹介したものです。
全体の構成は次のとおり。ウミウシは海でくらす生き物、ウミウシは貝がらをなくした
巻貝のなかま、ウミウシとウミウシのなかまたち、ウミウシの体のつくり、ウミウシの生態はふしぎがいっぱい、ウミウシの出会い
と交接、ウミウシの産卵と卵裸鰓目・ドーリスのなかま、裸鰓目・ミノウミウシのなかま、裸鰓目・スギノハウミウシ、裸鰓目・タテジ
マウミウシのなかま、頭楯目のなかま、嚢舌目のなかま、無楯目のなかま、背楯目のなかま ほか
単行本: 63ページ
出版社: PHP研究所 (2013/5/15)
言語 日本語
ISBN-10: 456978321X
ISBN-13: 978-4569783215
発売日: 2013/5/15
商品パッケージの寸法: 28 x 21.4 x 1.8 cm
写真を9点(たぶん・笑)提供させて頂きました^^
監修の濱谷先生のお名前が付けられた「ハマタニミドリガイ」。
かつて一度だけ高潮帯の潮溜まりで出逢ったことがあります。こんな風にご縁ができるとは当時思いもよりませんでした^^