2012.8.25〜28のつもりが29(笑)に北海道へ行ってきました。網走に私的な所用があったので
女満別空港から入りたかったのですが、NGで羽田からANA741で釧路空港へ。(往復釧路・3泊
4日・レンタカー付・ホテル選択の近ツリ・ツアー)10:30頃、問題なく到着。日本レンタカーで車を
借りて出発。
いや〜、やっぱり広いですなあ〜、道路も広くて走りやすい。気が付くと○○キロ(笑)。旅行中、走っ
ていて二度、速度オーバーで捕まるのを目撃しました。30年前と同じような取り締まりですね。速
度表示の無いところは60km、町が近づくと50km、町中は40km規制ですが、この規制の始まる
当たりで取締りをしています。実際の流れは+15〜20km。できるだけ先頭車両にならないように
地元の車に追い抜かせて、くっ付いて走りました^^
たんちょう釧路空港から、まりも国道(240号線)を北上。オンネトー(湖)に寄ろうかと思ったのです
が、一度行った事があるのと、お昼をチミケップホテルで予約していたので、阿寒湖脇を通り過ぎて
さらに北上。津別町から西へ。しばらく走るとダート道(でも走りやすい)で予定通り13:00にチミケッ
プ湖着^^
北海道に三大秘湖と呼ばれる場所があります。その候補は「東雲湖」「豊似湖」「オコタンペ湖」「オン
ネトー」そして「チミケップ湖」。好みによって違いがあるようですが、前の二湖と「チミケップ」を推挙す
る方が多いそうです。
チミケップホテルのレストランから。「光」が美しかった^^
シーズン最盛期は満席になるような情報を得て予約したのですが、貸しきり状態でした^^ ランチメニューは、
少なかったですが、カレーライスはとても美味しかったです。
テラスには、餌が置かれていて、リスや鳥たちがやってきます。
テラスから見るチミケップ・ホテル
立ち木の木肌を登ったり降りたりしていたので「キバシリ」かと思いましたが「ゴジュウカラ」のようです。
チミケップ湖・・・・静か・・・・です。透明度高いです。サカナも泳いでいました。
チミケップ・ホテル
ミシュランガイド北海道2012特別版で紹介されたそうです。
ホテルの従業員、中の空気感・・・とてもクオリティが高く、ゆったりとした時間を過ごすことができました^^
湖畔から野鳥探査路へ 木漏れ陽が強烈です。
なかなか大きな桂の木とも出逢えましたよ。
これらの写真の通り、日陰部分も緑色に見えていました。こんな森ははじめてかもしれないなあ。
野鳥探索路の終点は、チミケップ湖を見下ろす展望台。 マジックアワーは、もっと綺麗でしょうねー。
ブレたチョウチョがいい感じでしょ。花は、今回の旅行であちこちで見られた「オオハンゴンソウ(大反魂草)」
反魂草・・・スゴイ名前だなと思って由来を調べたら、
供花として用いられ、死者の魂を呼び戻すことに由来する説、
強い香りで、死者を蘇らせたという言い伝えに由来する説、
下に垂れた葉の様が、幽霊の手のように見えるからとする俗説、
などがあるようです。実際に風に揺れる垂れた葉っぱは、ホントに「おいで、おいで」をしているようでした^^
有毒植物・トリカブト 今回の旅行では、そこらじゅうに咲いていました。
チョウチョが吸っているという事は花粉には毒はないんでしょうねえ。花粉にあったら繁殖できないでしょうし。
キャンプ場からのチミケップ湖
豊橋から赤いスーパーカブで来ているお兄ちゃんがいましたよ。今から、ここで今夜のおかずを釣るんだって(笑
テントも二つ張ってあったかな。いや〜静かで別天地・別世界です。
チミケップ湖を静かに見つめる慰霊碑
ちょっと調べてみました。
慰霊碑には、「瑞厳静光居士 昭和31年2月1日 織田秀治29歳 昭和33年8月1日建之 織田栄子」と
刻まれています。
真実は定かではないですが、山の木をトラックで凍結した湖上を走って運んでいたときに、車ごと湖に落ちた
が見つからず、ご家族が慰霊碑を建てられた。また別には、この湖で自死されたとの説もありました。他にもググ
ると、この湖では自殺者が多いとか、パワースポットだとか書かれていますが、真実は解りません。もしかしたら、
キャンプ場の中にある、この慰霊碑が、そんな噂を呼んだのかもしれませんね。
お祈りしてきましたが、私的には素晴らしい大自然の空気のみ入り込んできた場所でした^^
(冬のチミケップ湖は、氷の厚さが50〜60cmにもなるそうです。ワカサギ釣りに氷上散歩。秋も綺麗でしょうね)