「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」(略称は「あの花」)
ご縁があって、2011年4〜6月まで放送されたテレビアニメを見ました。この20年くらいは、
アニメは、ジブリの作品くらいしか見てませんでしたねー。
お盆休み中、娘の借りてきた「コクリコ坂から」も見ましたよ。こちらは1963年の横浜が舞台。
そしてNHK朝の連ドラの「梅ちゃん先生」は、1947年からが舞台という事で、お盆休み中は、
頭の中が昭和ノスタルジーになっちまいました(笑)
と、脱線しましたが、「あの花」・・・いや〜なかなか感動しましたよ!!思わずウルウルした場
面が幾つかありました。ラストシーンは、ホントに泣けました。これならば、映画化の話に繋がっ
ても不思議ではありません。(2013年夏公開予定)実写化されるのも時間の問題じゃないかな。
あらすじ
幼い頃は仲が良かった6人の子どもたちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バス
ターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の
芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔
や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだ
はずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外
の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視
することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、
それぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始める・・・。
埼玉県秩父が舞台。私的にも秩父は、とても魅力を感じるところで、いつかゆっくりと見て回りた
いと思っています。が、近い割りに高速道もなく、なかなか行き難いところなんですよねー^^;
秩父札所32番寺の前をたまたま通ったとき、とても魅力的なお寺だったので、秩父34箇所霊
場めぐりは、いつかやってみたいと思いましたね。「あの花」では秩父礼所17番が舞台です。
きっとこのアニメを見て感動した方は、秩父に行ってみたくなることでしょう。
子どもの頃から全く変わらない天真爛漫さと、自分の事はさておき、人の事ばかり考えている
メンマ(芽衣子)が、自己中心的になりがちな思春期の仲間たちを変えていく。そんな仲間たち
が自分自身に気づき、その過ちを吐露する場面は、仲間たちにというよりも、神への告解のよう
でしたね。
中学や高校、大学の頃の出来事って、なんだか恥ずかしく?って、 正視できないところがあっ
て、このような舞台の漫画、アニメ、ドラマもあんまり見たことがなかったのですが、「あの花」を
見て、自分自身のあの頃の自己中心的な思考や若気の至りも溶かしてくれるように思えました^^