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レッスン3 「人間関係」のレッスン(4)

「・15のライフレッスンbyキューブラーロス」カテゴリーからの投稿です。 

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不幸にして、ある人たち・・・実はあまりにも多くの人たち・・・にとっては、愛
はしばしば支配であり、操作であり、ときに憎しみであるのです。しかし、不幸な
経験によって形成された狂気に、いつまでも囚われている必要はありません。愛を
定義し直し、望ましい関係を作り上げることは可能なのです。ところが残念ながら、
そうしようとする人は少ない。
人がうまくいかない関係の中に留まる理由は二つあります。一つは相手が変わる事
を期待しているから、もう一つは、どんな関係でもきっとうまくいくはずだと教え
られてきたからです。うまくいかなかった昔の関係に戻ろうとする人が、いかに多
いことか・・・。

自分がおかしいと思う事について相手と対決するのは、何も悪い事ではありません。
ただし、期待を持った対決は相手への操作になります。相手と分かち合い、互いに
真実を語る必要はあります。ただし、自分が望む反応を得るためにそうしてなりま
せん。

毎日を いらいらしながら暮らしている人は、「こうあるべきだ」というイメージを
持っている人です。
現在の相手を見ることは、過去や未来の相手を見る事よりも難しい。相手がずっと
昔にした事を、未だに根に持っている人がなんと多い事か。たとえ相手が謝罪し、
変わっていたとしても、過去の不幸な記憶で現在の相手を評価している人は沢山い
ます。
将来に対するイメージ、こうあるべきだという幻想、そして戦略や健忘録を手放し
たとき、愛は自然にあるべき形をとってきます。愛は私たちの思うところには行か
ず、愛自身が行きたいところに行くものなのです。

人間関係を通して自己の魂の存在を学び、魂の豊かな構造を学び、自己を癒しへと
導く事を学びます。愛の関係において先入観から生まれた自分だけの記憶の執着を
捨てたとき、私たちは誰を愛するのか、いつまで愛し続けるのかといった疑問を退
けます。私たちよりはるかに偉大な力によって、私たちのために創造された本当の
愛を見つけるために、その限界を乗り越えるのです。

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愛を定義しなおす・・・今まで思っていた「愛」は違っている。染み付いてしまった固定観念

を壊してみる。そこから違った世界が見えてくるのかもしれません。


相手を、自分好みにしようとしてはいけない。人をコントロールすることはできない。相手を

尊重し、傾聴する・・・・そこから分かり合える光が見えてくるのでしょう。


「いらいらしながら暮らしている人は、「こうあるべきだ」というイメージを持っている人」・・・・

小我が強いという事になりますね。自分の思考の枠の外の事が許せず、枠の中でなけれ

ば安心できないといった事なのでしょう。


「現在の相手を見る」・・・・相手の過去の事や、今まではこうだったという記憶が、相手を

見る先入観を作成してしまいます。「今のあなた」「今日のあなた」に、なんの先入観も持た

ずに接することができれば、全く違った人間関係が築けるかもしれません。


昨日会社で誰かから嫌な思いを受けた。その嫌な思いを昨日のうちに切り捨て、今日、

その人とまっさらな状態で接してみる。おそらくできないでしょう(笑)でも、そんなつもりで

思考・行動していると、受けた嫌な思いという感情の束縛時間は、どんどん短くなっていき

ます。試してみてください^^


後ほど「時間のレッスン」が出てきますが、「現在の相手を見る」は、「現在に生きる」に繋が

ります。ここでも強烈な訓えがありますのでお楽しみを^^

以上で、「人間関係のレッスン」は、終了。次回からは、「喪失のレッスン」です。


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