2015.7.17~19 仕事絡みでタイ・バンコクへ行ってきました。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン Wat Yai Chai Mongkon の後、ワット・マハタート Wat Phra Mahathat へ。
ここにもシキチョウが居ました。お尻をフリフリ可愛かったです。恋の季節??
リスも居ましたよ。バンコク市内でも見かけました。
●ワット マハタートは1300年代の後半に建立された寺院で、建立者については異なる二通りの説がある謎深い重要な
遺跡の一つです。(1369年~70年のラーメスアン王と1370~88年のボロムラーチャー1世王)
●建立当時は境内中央に高さ50メートル、上部が黄金に輝く仏塔と、その東西に礼拝堂と仏堂があったと推測されていますが、
1767年にビルマ(現ミャンマー)の軍隊による攻撃により壊滅的な打撃を受け跡形も無くなり、現在では崩れ落ちたレンガの
壁や礼拝堂の土台が残るのみの廃墟となっています。
●また仏塔があったと思われる場所を中心に、これを取り囲むように多くの仏像が置かれていますが、当時仏像の頭部には金箔が
貼られていたらしく、ビルマ軍が頭部のみを持ち去ってしまったため全ての仏像は頭の無い無残な状態で放置されています。
●1956年、タイ政府の文部省芸術局は仏塔跡地の掘削調査を開始し、17メートルの地下から数々の黄金仏や宝飾品などを発見、
これらは現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。
http://www.cool-bangkok.com/ より
う~む・・・日本語で・・・・^^;
●アユタヤのワット マハタートを有名にしたのは石仏の頭部が根の部分に取り込まれた1本の菩提樹です。
●ビルマ軍が切り取り放置した仏像の頭部が、長い年月の間に木の根に取り込まれ、木を切らない限り取り出すことが
できなくなってしまったもので、戦争の悲惨さを如実に物語っています。この仏頭の前で写真を撮る場合、仏頭よりも頭が
低くなるように座って写真を撮らなければなりません。
http://www.cool-bangkok.com/ より
悲惨さとはうらはらに優しいお顔をされていました。この前で集合写真を撮りましたが、皆、仏頭よりも高くなってる~^^;
洪水の時には、口のあたりまで水位が上がったようです。
塔の手前、三体とも仏頭がありません・・・・。
仏頭がありません・・・・
こちらも仏頭が・・・
悲惨さという事象よりも、洪水も含めた長い年月の風化を感じました。年月を重ね、そのままにされている人工物は、
ただ、そこに佇むだけで重厚感があり、威圧的な空間を形成していました。
仏塔はアリ塚のようにも感じました。
空の「青」が印象的でした。
静かでした・・・・。