2018.9.1 ウォーキングを兼ねて稲城方面の神社へ参拝してきました。
小田急線「栗平駅」~あちこちの神社を巡って、南武線「南多摩駅」まで11kmくらい歩きましたわ。
平尾杉山神社参拝後、一山超えて「大麻止乃豆乃天神社」へ 。地図しか見てなかったので結構高低差があって、
ヘトヘトになりましたよ。曇りだと思ったら晴れてくるし・・・・。ポロシャツ、汗だくになっちゃいました。
大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのてんじんしゃ)
東京都稲城市大丸に鎮座する神社である。
旧社格は郷社。
櫛真智命(くしまちのみこと)を祭神とする。
『式内社調査報告』では、『延喜式神名帳』に記載される武蔵国多摩郡「大麻止乃豆乃天神社」が当社であるとしている。
しかし、式内・大麻止乃豆乃天神社については東京都青梅市の武蔵御嶽神社も論社となっており、明治初年には武蔵御嶽神社
が大麻止乃豆乃天神社と称していた。
「おおまとのつ」とは「大きく丸い平地にある船着き場」という意味ではないかと考えられている。この神社が立地する
稲城市大丸という地名も、「大きく丸い平地」という意味であるとされるが、この地は古代から多摩川の渡河点の一つ
(府中街道と川崎街道がここで合流する)であり、津があったと考えるのは妥当であろう。
多摩丘陵中部の北辺に位置し、境内からは多摩川中流域の沖積地が一望出来る。境内の裏山はかつては城山と呼ばれ、
中世には大丸城という山城が築かれていたが、現在は多摩ニュータウン向陽台住区となっている。by wikipedia
通称天神山(標高70m)の中腹に鎮座する為、「天神社」のようです(菅原道真は祭神ではないようですが、地元では
天神様と呼ばれているらしいです。)。9月1日が風祭り(農作物を風害から守るために神に祈願する祭り)で、
境内、神社裏の山は草刈りで準備をされていました。境内の空気・空間はクタクタだったのに加え、大規模に草刈を
されていたので刈り機の音も大きく、あまり察知することはできませんでした。また機会がありましたら静かな時に
詣でたいと思います。
ところで、たまたまググって知ったのですが、私の地元の氏神様「馬橋稲荷神社」にも、主祭神の中に「大麻等能豆神」
があります。「大麻等能豆神」は、延喜式神名帳によると「櫛真智命」の元名のようです。この「櫛真智命」は、
太占(鹿の骨を焼きそのひび割れで吉兆を占う)を司る神様で、大和国の天香久山(あめのかぐやま)神社(奈良)という
非常に重要な神社の御祭神である神様だそうです。
延喜式神名帳には「武蔵国多摩郡」にも「大麻止乃豆乃天神社」があるとされ、それがどの神社を指すのかは確定して
いませんが、いくつか候補(論社)があります。・武蔵御岳神社(青梅市)・大國魂神社(府中市)・大麻止乃豆乃天神社
(稲城市)https://yu-makoto.com/archives/1342 様より。
なお、馬橋稲荷神社の龍の巻いた鳥居は品川神社と宿鳳山高円寺境内にある稲荷社と馬橋稲荷神社の3つのみなので
東京三鳥居の一つといわれています。by wikipedia