「・15のライフレッスンbyキューブラーロス」カテゴリーからの投稿です。
どんな人の中にも愛の夢、人生の夢、冒険の夢があります。でもその一方で、情けな
いことに、私たちは自分の夢を実現してはならないという、様々な理由にしがみつい
ています。その理由は一見もっともらしく、身の安全を保障してくれるもののように
見えますが、実はそれこそが私たちの自由を束縛するものなのです。
沢山愛された人は、自分自身を愛するようになると思われがちですが、必ずしもそう
はいかないのが現実です。愛が生まれるとしたら、それは他者からの刺激や他者への
返礼としてではなく、自己の内奥からしか生まれてはきません。
どうすれば自己を愛することができるようになるのでしょうか?それは人生最大の課
題の一つといってもいいほどに難しいことです。ほとんどの人は、子どもの頃、自己
を愛せとは教えられていません。自己を愛することはよくないと教えられているのが
普通です。自己への愛が自己陶酔やエゴイズムと混同されているからです。ですから、
自分にぴったりだと感じる人と出会うことが愛だと思い込んでしまうのです。でも、
それは愛とは何の関わりもないのです。
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時々、どうしてこんな事ができるんだろう?行動に移せるんだろう?と思うスゴイ人たちに出逢います。
強い意志を持ち、達成願望と、夢の実現を行う人たち・・・自由に羽ばたいている人たち・・・、羨ましいですよね。
長く生きていると、「守りに入る」という言葉に象徴されるように人は臆病になっていくように思いますが、
どうでしょう? 「自由を束縛するもの」は、自分自身でこしらえているのでしょうね・・・。
「もっと自分をもっと愛してください」・・・・言葉は難しいもので、これがナルシシズム、エゴイズムと混同
されてしまう。日本語はホントに難しいです。ざっくり「自己愛」とググってみても、自己中心的、責任転嫁など
悪い解釈のものがほとんどです。
「自分を愛する」本当に意味は、自己客観視ができ(自分をちょっと離れた処からみて)、他人と同じように、
自分にも愛を分け与えること・・・でしょうか。近視眼的に自分を見ては、自己中心等へと繋がっていくのでしょう。