2018.5.25~27「佐渡島」旅行記14(牛尾神社~帰路)
2018.5.25~27 佐渡島へ行ってきました。メインは植物観察。
27日、佐渡金山・北沢浮遊選鉱場跡、塩生湿地の植物探索後、一路、海岸から標高900m付近の天然杉遊歩道コースへ。
昼食後、「トキの森公園」&自然の朱鷺を観察して、旅の最後にちょっとだけ神社へ。
境内社の天満宮 薬師堂と太子堂を合祀。文政9年(1826年)建立の棟札あり。
すごい存在感の天満宮です。
拝殿前の大杉が印象的です。
拝殿 すごい装飾彫刻です。屋根もすごいですね。シャチホコも飾られています。
能舞台
「潟上の天王さん」の奉納能 牛尾神社は出雲大社の流れをくむ由緒ある古社。能舞台も格式と重厚さを備え、佐渡の能舞台
ではほぼ最大。薪能の歴史も佐渡では古いものの一つです。天王祭宵宮では能舞台において薪能を奉納。潟上と吾潟の鬼太鼓
も奉納されます。本祭では、巫女舞、大黒舞。神輿渡御が行われ、鬼太鼓が家々を門付して回ります。さど観光ナビより。
・・・いったい本殿はどうなっているんでしょう。
「潟上の天王さん」の名前で親しまれる古社。792年「出雲大社」より大国主命などを勧請して建立。再建された拝殿には
鯉の泳ぐ姿や順徳上皇の物語絵など精緻な彫刻群が施され、当時の棟梁や名工たちの技術が偲ばれます。拝殿前の樹齢
約1千年の御神木は、子授け・安産の杉として信仰されています。1901年に再建された瓦葺き正面入母屋造り・背面寄棟造り
の能舞台(県の有形民俗文化財)は、定能が盛んであった「国仲四所の御能場」の1つに数えられます。演能の歴史も古く、
室町期の能面「翁面」と「三番叟面」(県の有形文化財)が社宝として保管されており、毎年6月には例祭宵宮薪能が演じられています。さど観光ナビより。
拝殿脇
龍もド迫力です。
鬼瓦もスゴイですね。
15:11撮影 流石に帰りの時間が圧していて駆け足の参拝になってしまいました。
境内は重厚で、ゆっくりとその空気・空間に溶けてみたかったですね。さて大急ぎでフェリー乗り場へ。
両津港付近のシャッター街。
・両津港から10分ほど歩いたところに、古くから栄えてきた「両津夷(えびす)本町商店街」。約1キロにわたって
100軒近い商店が並ぶが、営業しているのは十数軒。過疎化でシャッター通り化してしまった。
・昭和25年に約12万6千人だった島の人口は年々減り、平成25年4月1日現在で約6万1千人と半数以下になった。
・若者の島離れと高齢化が原因だ。佐渡では進学と就職のため、高校卒業後に約80%の若者が島を離れる。
・さらに毎年、千人程度の島民が亡くなっていく。
・夕暮れの後、両津港近くの住宅街を歩くと、明かりが漏れてこない民家が多いことに戸惑う。
・市の人口のうち65歳以上の割合は昭和25年に6・6%だったが、平成25年4月1日現在で37・7%となっている。
・平均年齢も平成16年に49・38歳だったが、今年2月末現在で52・28歳まで上がった。
・佐渡市は地域再生のため、留学生や観光客の受け入れ、農業の連携先などとして中国との関係を強化する道を模索している。
産経ニュースより。
・・・・佐渡は深刻な問題を抱えているのですね。歴史も辿れるし、素晴らしい自然もあり、何とか観光等で、
もっともっと盛り上がってもらいたいですね。
佐渡について
佐渡島は新潟県の日本海沖に浮かぶ、周囲281.5km人口約57000人の大きな離島です。地図で見るとSの字や蝶々の形に
見えるなどインパクトのある形をしているのではないでしょうか。島の中央には広い穀倉地帯の平野が広がり、その北側
には標高1000mを超える大佐渡山脈、南側には果樹栽培が盛んな小佐渡山地があります。 佐渡の作り上げる自然は多様で、
海を見れば砂浜、砂利浜、岩礁、断崖絶壁、山を見れば棚田、果樹園地、深い谷や、急峻な山。多くの渡り鳥がその羽を
休める島であり、トキと共生する生物に優しい島づくりをしています。 佐渡島沖の海流の影響で、新潟県本土に比べ
冬は1,2度高く反対に夏は1,2度涼しい。季節の移ろいがとても丁寧で四季折々の植物、魚、果樹を楽しむことができます。
また鬼太鼓、薪能を始め伝統文化が島民によって守られ、現代でも継承を行っています。
佐渡UIターンサポートセンターより。
16:05両津→18:35新潟フェリーに乗り込み、クタクタ状態で新潟へ。
佐渡でお寿司食べたかったーという事で調べたら直ぐ近くに「廻転寿司 佐渡 弁慶」が^^
でも40分待ちとの事でお隣の「別館・立ち食い」へ。こちらは空いていて直ぐに食べられました^^
ノドグロ、カワハギ肝のせ 美味しゅうございました。感謝感謝。
その後、新潟から東京までkouchaと交代で関越自動車道を南下。0時前には自宅に到着。なかなかパワフルな旅行で
ございました。(終)