「・15のライフレッスンbyキューブラーロス」カテゴリーからの投稿です。
自分とはいったい何者なのでしょうか?
私とは妻?夫? 親? 上司? いい人? 反逆者? 私とはこの身体? 私とはこ
の欠点? 私とはこの病気? 銀行家? 店員? スポーツファン? 私は躾や教
育の産物? 私とは墓に刻まれた名前・・・
私は変わることができるのでしょうか? 変わっても私でいられるのでしょうか?
加齢や病気や環境によって変わることがなく、生まれながらに備わっていて、それ
と共に生き、ともに死んでいく、正真正銘の自分というものがあるのです。
病気と闘っている人を見ると、自分とは何かを知るために、本物の自己ではないも
のを全て脱ぎ捨てなければいけないということが解ってきます。生の終局にあって、
その人は以前よりも純粋に、正直に・・・まるで赤ん坊のように・・その人自身に
なっているからです。
さて、私たちは、私たちの引き受けている役を降りると、どんな気づきが得られる
のでしょうか。
・みんなの幸福に責任を感じなくてもよいから、とても気が楽になると気づく。
・いい人を演じて、好感をもたせるために、みんなを操っていたと気づく。
・ありのままでいても、人に好かれる自分であることに気づく。
・自分の行動が恐れから生じていたことに気づく。(善人でないという恐れ、
人に好かれないという恐れなど)
・報酬(誰からも愛され、尊敬されるなど)を得るために役割を利用していたこと
に気づく。
・自分の優位性を感じたいために他人の弱点を強調していたことに気づく。。
などなど
役割を降りた自分とは、一体なんなのでしょうか?それが本当のあなたです。