2017.10.8~9 谷川岳へ登ってきました。
ホントは、7~8で予定していましたが天気がイマイチだったので8~9にずらしました。
4時過ぎに高円寺出発。ちょうど駐車場の開く7時頃着きましたが、すでに大混雑。でもこの屋内駐車場には停めることが
できました。手前の無料駐車場はすでに満車^^
土合口駅(746m)から谷川岳ロープウェイに乗って一気に天神平駅(1319m)へ。約7分です。ゴンドラチケットを買うのに
結構並びましたよ。
天神平 良い天気です。サイコー^^ 冬はスキー場のゲレンデになりますよ。大昔に滑りに来てるのですが記憶がほとんど
ないですねー^^;
この辺りは良い色付き具合の紅葉でしたよ。
谷川岳もバッチリ見えています。
背後の白毛門、笠ヶ岳、朝日岳方面も綺麗に見えていましたよ。
天神平から更にリフトに乗って天神峠駅(1502m)へ。約5分ですよ。
いったん降りて谷川岳へ向かうようです。
天神峠山頂付近にはあたりの山々を一望できる展望スペースがあります。
いや~良い天気です^^
天神峠展望台から鳥居が見えました。もちろん参拝しましたよ。
赤城山方面も綺麗に見えています。
諸天善神嶽(中院)の由来
霊峰谷川岳(富士山浅間大菩薩奥院)薬師如来は信心行者奉り拝し岩窟より小水湧出し、此の水を以って目にそそげば眼病
たちまち癒す是すなわち御手洗川と言う、
一段下がったところ懺悔岩有り、
其の像不動明王にして懺悔礼拝する次に天神嶽に諸天善神現れ、岩の像皆天神尊形なり、
亦平地にして池渡り七間余、此に清水注ぎ懺悔礼拝す、
嶋有り鳥居立つ一階下平地にして弁財天在します、此に御室岩窟有り、是中院と言う6月1日より15に互って祭祀の御旅所なり、
則ち富士天神を奉り拝し、福、勉学、治病、豊作を祈願する祭事なり、
又東の嶺変じて湯となし、温泉湧出浅間灌を奉り
富士山浅間大菩薩表院(谷川温泉)として万治元年(1658)に社殿が建立され礼拝されている。(掲示板より)
「諸天善神」は、wikiによると、「通常、仏教一般では三宝を守護する天部の神々は「護法善神」、あるいは「護法神」と
呼ばれる。しかし「日蓮は、法華経とその行者を守護する天部の神々に対して諸天善神」という語を多用した。したがって
日蓮宗系の宗派間では、護法善神や護法神よりも諸天善神と呼ばれることが多い」との事です。また、天台宗の修行は法華経の
観心に重きをおきます。
これらから、天神信仰(天満宮)は時代の必然として起こり、弁財天(元来インドの河神)は、平安初期~末期、
仏僧により日本各地の井戸、溜池、河川の治水、泉、島、港湾の入り口などに、弁天社や弁天堂として祀られました
から、この池を祀ったのでしょう。(仏僧は法華経の天台宗、日蓮宗系の宗派?)
谷川岳は、近現代の登山史の中で語られることは多いが、近世以前の歴史についてはほとんど語られることがないそうです。
この辺りに関しては、後の投稿で「谷川岳と山岳信仰」として富士浅間神社も含んで考察してみたいと思います。
弁財天の鳥居
奥には池があり祠が祀られ、更に谷川岳を望みます。(間の建物は展望台)
天神峠 広々として眺めも良く、柔らかい空気・空間でしたよ。