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Channel: ~風に吹かれて~ by ポー(paw)
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九州4(大分・別府/地獄めぐり)

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2017.9.8~11 親友と二人でオヤジ軍団九州旅行(佐賀~長崎~大分~福岡)へ行きました。

武雄神社参拝後、一路、長崎自動車道を大分方面へ。鳥栖JCTから大分自動車道を走行し、まずは知人の住む日出町
を目指しました。ちょうど13時ごろ知人宅へ。日出町は、「ひのでまち」ではなく「ひじまち」と読むそうです。
読めませんねえ。。。

知人は一年前に夫婦で東京から移住。築150年、幕末に建てられたという古民家を借りて生活されています。中は
綺麗にリフォームされていましたよ。美味しいお昼ご飯をご馳走になりました。(でも前日、従兄宅で飲み過ぎて
ヒドイ二日酔いで、あまり食べられず・・・残念^^;)二時間くらい、いろいろなお話をさせて頂きました。

その後、別府へ。とりあえず、「地獄めぐり」でもするかーという事で「血の池地獄」へ。めぐる場所は2,3箇所
だろうと思ったら、「べっぷ地獄めぐり共通券・特別割引チケット2000円」なるものがあり7箇所の地獄を廻れる
らしい。
15時回っていたので全部回るのは無理だろうと思ったけど、残りは明日回ってもいいかという事で共通券を購入。
結局、閉門の17時ギリギリまでかけて当日全て回れたのでしたー。

まずは血の池地獄。

血の池地獄

15年くらい前に会社の慰安旅行で来たことがありますが、いや~、ホントに赤いですねー。

血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、一言で言うなら「赤い熱泥の池」です。 地下の高温、高圧下で自然に化学
反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まり
ます。 泉質:酸性緑礬泉
面積:約1300㎡(420坪・840畳)
深度:約30m(粘土のため最深部不明)
摂氏:約78度
湧出量:約1800kl./1日
続いて、後15分位で間欠泉が吹き上がるよとの事で、お隣の「龍巻地獄」へ。

龍巻地獄

別府市の天然記念物にも指定される間欠泉が龍巻地獄。豪快に噴き出した熱水は、屋根で止められているが約30mほど
噴き出す力がある。

泉質:含食塩酸性泉
泉温:約105度(噴気)
地下熱水150度
吹き上がるまで、こうして待っているわけです。吹き上がると、お~って感じになるのですが、結局それだけなんで、
皆さん、2~3分で立ち上がります(笑
続いて、ちょっと離れた場所にある「白池地獄」へ。

向原石幢(むこうばるせきとう)
永禄11年(1568年)とわずかに読めるようです。庚申信仰に関係のある塔のようです、

確かに白いですねー。

白池地獄 落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池は、青みを帯びた白色をしている。これは、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、
温度と圧力の低下により青白く変化するためである。
さらに白池には、熱帯魚館やピラルク館、県指定重要文化財の向原石幢、国東塔や、郷土美術が展示されている
「二豊南画堂」等がある。 泉質:含ホウ酸食塩泉 塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムを含む 
泉温:約95度(噴出口)
むむ・・・地獄の中に、熱帯魚館などなど・・・まあ、確かに色の付いた温泉眺めるだけでは飽きてくるものなあ(笑   続いて、鬼山地獄~

   

鬼山地獄

鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれている。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニ飼育を開始した。 
現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約70頭のワニを飼育している。

う~む・・・ワニくんも登場。何を見に来ているのか、だんだん、分からなくなってきたー(笑

お次は・・

別府地獄めぐりのひとつかまど地獄は、泉温90度の温泉が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、
地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来。かまど地獄は1丁目~6丁目までさまざまな湯の池がある。 泉質:含芒硝弱食塩泉
泉温:約90度

ここの地獄は、特にアジア系の旅行団体客で賑わっていましたよ。ピッピッとホイッスルが鳴ると、皆さん、
ぞろぞろと見物を促されていました。「カメラ、用意~~」^^

ブクブクしてましたねー。狙って撮りましたよ(笑

次~ だんだん疲れてきたような飽きてきたような・・・

明治以降「坊主地獄」として観光施設の名所になっていましたが、一度閉鎖され新たに「鬼石坊主地獄」としてOPEN
しました。灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。
場所は、海地獄の隣です。施設内には、「足湯」もあります。 泉質:ナトリウム、一塩化物泉
泉温:約99度
さ~て、いよいよ最後の地獄です。

別府の地獄のなかでも最大の海地獄は、コバルトブルーの色をしていて、地獄というのがふさわしくないほどの美しさです。
池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためです。園内では、温泉熱を利用してアマゾン地方原産の
オオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培しており、オオオニバスや熱帯性スイレンの開花期は、5月上旬~11月下旬で、朝方が
見ごろです。 泉質:含食塩酸性泉(ラジウム硫酸鉄を有す)
深度:泉脈までの深さ200m
泉温:約98度

確かに良い色です。

海地獄の右側には白龍稲荷大神という神社がありました。観光用っぽいですがお参りしてきましたよ。

いや~、地獄めぐり、なかなか・・・・・・・でしたー。海地獄を出たら、ちょうど17時でした。お昼時などは、
結構混み合うのでしょうね。比較的早く回れ、人も少なめで良かったです。夕方ギリギリだったのが幸いでした。

 

別府地獄めぐり

大分県別府市の別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を、定期観光バスなどで周遊する定番の
観光コースである。また、これらの地獄の総称としても使われる。海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は、2009年
(平成21年)7月23日に、別府の地獄として国の名勝に指定されている。

別府温泉には、含有物によって青、赤、白などの様々な泉色を呈する温泉や、間欠泉などの特色のある源泉が点在する。
また、温泉の熱を利用して飼育・育成した動植物を展示する施設を併設したものもある。このような、入浴ではなく、
観覧を主な目的とした温泉は地獄と呼ばれ、別府観光の目玉のひとつとなっている。

地獄という呼び方がいつ頃始まったのかは定かではないが、1694年(元禄7年)に貝原益軒が著した『豊国紀行』では随所で
「地獄」という呼称が使われている。かつてはやっかいもの扱いされて誰も手をつけないでいた地獄だが、温泉付き別荘地の
開発をきっかけに温泉給湯の源泉として整備され人が安全に近づけるようになると、湯治客が地獄を覗き見するようになった
という。

それが観光施設として商業化されるようになったのは、1910年(明治43年)に、海地獄が施設を整えて入場料を徴収する
ようになったのはじまりである。大正時代に入ると自動車が遊覧に用いられるようになり、昭和初期にかけて小噴気孔を
掘削して大噴出を誘導することが盛んに行われて、鉄輪地獄(1922年)、龍巻地獄(1923年)、無間地獄(1924年)、
鶴見地獄(1925年)、八幡地獄(1928年)、鬼石地獄(1930年)、白池地獄(1931年)、鬼山地獄、金龍地獄(1932年)、
かまど地獄(1926年)、雷園地獄(1927年)と次々に新たな地獄が出現した。

別府の各地に散らばる地獄を遊覧するために、1917年(大正6年)頃に初めてハイヤーを使った遊覧が行われたが、団体客の
輸送に十分に対応することはできなかった。しかし、1928年(昭和3年)博覧会を機に別府を訪れる多数の観光客に対応する
ため、本格的な遊覧バスの運行が急務とされた。そこで、油屋熊八が同年に亀の井自動車(現亀の井バス)を設立し、地獄
めぐり遊覧バスを運行することとなった。今日、全国で見られる女性バスガイドは、この際に熊八が考案したことに始まる。
若い女性の採用と、七五調による観光案内を行い、大好評を博したこの遊覧バスの成功が、地獄めぐりの人気を決定的なもの
とした。この亀の井バスにより運行されている『別府地獄めぐり』は、国内で最も長い歴史を持つ定期観光バスであり、現在
も女性バスガイドによる昔ながらの七五調の観光案内を一部交えて地獄組合加盟の8つの地獄を約2時間半で巡ることができる。

別府市内には多くの地獄が存在するが、その中でも地獄めぐりで有名な地獄組合に加入しているのは海地獄、鬼石坊主地獄、
かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄の7つ。by wikipedia

本日の素泊まりお宿、別府「野上本館」

竹瓦温泉横丁にある野上本館のまわりには、別府温泉を代表する「市営・竹瓦温泉」など、多くの温泉や飲食の名店があります。
創業は昭和13年。創業時の名称は「野上旅館」でした。
当館の温泉の泉質は、美人湯と言われる炭酸水素塩泉(重曹泉)。当館の温泉は、そのバランスの良さから別府の温泉化粧水
「べっぴん泉」の原料としても使われています。

宿の 「浜乃湯」には、鍾乳乃滝というのがありました。
昔、別府大分間を走っていた路面電車の敷石を使った滝です。 長年にわたり温泉を流し続けたので、温泉の析出成分により
温泉オブジェになりました。 別府温泉で最大の温泉析出物です。 温泉は透明でしたが、この敷石には鍾乳洞の鍾乳石
のような物質が大量にこびり付いて盛り上がっていましたよ。

温泉に入った時には、ヨーロッパ系の外国人が5~6人が占領してて驚きましたわ。

夜は別府の街に繰り出し、一件目は予約で一杯、二件目も予約でアウト。英語表記の居酒屋・・・パス。
で、こちら「居酒屋・感謝」で飲食しました。

九州は?醤油が甘いですねー。お酒は辛口が好まれているようです。外国人や地元の方で賑わってましたよ。
関サバは食べ損ねましたー。

対面にあった「ジェノバ」。なんか美味しそうだったので、デザートに買って帰りました。
宿泊所の近辺は、なかなかの歓楽街、しかも土曜の夜だったので賑わっていましたよ。客引きの「おばあちゃん」にも
声を掛けられましたよ(笑 つづく~


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