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Channel: ~風に吹かれて~ by ポー(paw)
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2017.8.11~14乗鞍高原3(三本滝)

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2017.8.11~14乗鞍高原へ行きました。

乗鞍自然保護センター主催の「夏のガイドウォーク~三本滝」(300円)に参加。14時から行程約1時間20分)

三本滝
別々に流れてきた三本の滝を眺めることができ、、日本の滝百選や県の名勝に指定されている。
亜高山帯に位置しシラビソやコメツガ、トウヒ、ダケカンバなどの針葉樹に囲まれ、滝の音が包む静かな場所。
コマドリ、オオルリ、メボソムシクイ、キクイタダキなどの野鳥を観察できる。

ガイドウォークは10名位の参加だったかな。ガイドのお姉さんにメボソムシクイの鳴き声を教えてもらいましたよ。

ミズメ
カバノキ科カバノキ属の落葉高木。ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)、アズサ(梓)とも呼ばれる。樹皮や材観がサクラに
似ていることから、ミズメザクラ(水目桜)とも呼ばれる。
古くは梓弓を作るときに使用されていた。皇太子徳仁親王のお印でもある。
サリチル酸メチルを多く含み、枝を折ると独特のにおいがする。「夜糞」という名もこのにおいによるらしい。by wikipedia

う~ん、どんな匂い?臭い?なんでしょうねえ。。。(笑

なかなかの水量です。

滝の反対側方向。滝つぼのような段差がありますが、以前はここが滝の位置で、岩が削れてどんどん後退している
のだそうです。自然の力はすごいですね。

で、三本滝はこちら。

水源が異なる3つの沢が、別々の様相の滝となり1つ所に集まるので、1ケ所で3つの滝が一望できます。
各滝の落差はおおよそ50~60m。

三本滝 看板より

長野県名勝「三本滝」昭和56年11月7日指定。この三本滝は水源も趣も異なる3つの滝が一ヶ所に合流していることが特徴
です。いずれも乗鞍岳の溶岩にかかる滝で、高さは50~60m、滝つぼの標高は1,840mです。向かって右側の滝は、
小大野川の支流・クロイ沢にかかり、黒色の溶岩の上をなめるように流れています。正面の滝は、小大野川の本流をまっすぐ
豪快に流れ落ちます。
左側の滝は、無名の沢にかかっています。木の間越しに、ひっそりと流下するすがたを見ることができます。
三本滝は、その昔、乗鞍岳にかかわる山岳信仰の修行者の行場であったと言われています。滝のまわりにはうっそうとした森林が
ひろがり、滝を引き立てています。秋には常緑針葉樹のシラビソやコメツガの緑の中に、落葉広葉樹のカツラ、ダケカンバ、
ナナカマドなどの赤や黄色が映え、いっそう美しい景色が見られます。乗鞍高原には数多くの滝がありますが、この三本滝は、
番所大滝、善五郎の滝とともに「乗鞍三滝」とよばれることもあります。平成2年には「日本の滝百選」の一つにも選定されました。

 

右側の滝

真ん中の滝

左側の滝は、あまり水量が無かったので撮りませんでした。ところで、真ん中の滝の岩盤はどうしてこんなに茶色いのでしょう?

 

上記の地質系の地図を見ても周りと大差はありませんね。

この三本滝は水源も趣も異なる3つの滝が一ヶ所に合流していることが特徴。
右側の滝は、小大野川の支流・クロイ沢にかかり、黒色の溶岩の上をなめるように流れています。
正面の滝は、小大野川の本流をまっすぐ豪快に流れ落ちます。
https://blogs.yahoo.co.jp/eagle_hawk_518/13711434.html より。

というわけで、正面の岩肌が茶色い滝は小大野川の本流から流れ落ちているようです。茶色い岩肌の滝を良く見ると、
滝自体の周りの岩肌は黒々している。という事は、本流の水質に関わっているのかなあ。ちょっとググって調べてみました
が良く分かりませんでした。例えば小大野川の本流に硫黄分が含まれていて、その成分が溶岩に作用して茶色くなって
いるとか・・・?あくまで私的仮説ですが。。。

2017.4.29 山梨県上野原の坪山(1107.2m)へ行ってきましたが、その際、この黄色っぽい川床の小川を渡りました。
黄銅鉱採掘跡が近くにあるので黄銅鉱を含んだ川床なのかもしれません。ここは川床にこのような色合いの鉱物を含んでいる
ので黄色っぽいわけですね。


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