2017.1
坂戸にある土屋神社に寄ってきました。
当社は七世紀初頭に当地の土豪を埋葬したものと思われる帆立貝式の古墳上に鎮座しており、社名の「土屋」は、古墳内に石室がある
ことによる。石室は本殿真下にあり中に石像がある。社の創建ついては、村人が昔からある古木に囲まれた塚に対して畏敬の念を感じ、
村鎮守として小祠を建てたのに始まると思われるが、そのほかにも、本山派修験山本坊配下大蔵院が当社の別当として、信仰的にも
影響を与えていると考えられる。これは本社の土屋権現社よりも末社浅間社の信仰に端的に表れ、塚上にある社を浅間山に見立てて
盛んに祈祷を行った。http://kamimeguri.web.fc2.com/sakadotutiyajinjya.html より。
拝殿背後の白い巨木・・・・・!!!すごいインパクトです。
本殿と神木スギ
塚上にある社を浅間山に見立てて盛んに祈祷・・・・との事ですから、
富士山ではなく、「浅間山」の信仰の「浅間神社」なのでしょうね。
2004年の浅間山噴火時、火山灰は、東京都内のほぼ全域と神奈川県の川崎、横須賀、厚木市、埼玉県では新座、行田、坂戸市、
千葉県でも千葉、佐倉、柏、勝浦市で新たに確認されたそうです。昔から頻繁に浅間山は噴火していますし、この辺りから浅間山も
望めそうなので、信仰対象になっても不思議ではありませんね。ちなみにこの辺りから富士山も綺麗に見えますが^^
いや~白い幹のボコボコの感じが、縄文杉を連想させましたねー。陽が当たっていたから、なおさら白く迫力がありました。
樹齢は千年を超えているようです。
樹高28m、幹囲は8.5mのようです。ちなみに縄文杉は樹高30m、幹周は16.1m。ひょえ~!ってことは、この杉の4本分位
の太さっだっだってこと??
境内の裏側からです。
それにしても、いつも近くを通ってたのですが、こんな古墳の上に建っている神社だとは思いもよりませんでした。
神社は、ほんとに境内に入ってみないと解りませんね。かなりの老木ですが命をつないでいって欲しいです。
下記は、鶴ヶ島にあった冨士塚。
かつてはこの小山を富士山に見立てていたのでしょうね。