蛭ヶ岳の下山後、四尾連湖脇の「子安神社・珍樹リョウメンヒノキ」を訪ねてみました。
駐車場管理のおじさんに尋ねると、駐車場裏のトイレ前から道が出ているとの事。
林間の緩い上り坂をしばらく登る(800m位)と、大きなヒノキが見えてきました。
「リョウメンヒノキ」というのは、ある種の奇形で、ヒノキを特徴づける葉裏の「Y」字模様が現れず、表裏両面とも同じようだということで
名付けられた名のようです。幹周 6.1m 樹高 32m 樹齢 400年。
源頼朝が箸として使った檜の枝を地面に刺しておいた所、2本のさかさ檜になったとの伝説もあるようです。
力強く威厳のある大ヒノキでした。
子安神社
安永6年(1776)木花開耶姫を祭神として創健。
近隣町村から多くの信者を集め安産・家内安全・五穀豊穣を祈願して毎年盛大に祭りを行っていたそうです。
子安神社の神楽の発足は明治17年宮原(旧六郷町)の浅間神社の宮司・藤原吉高氏が四尾連区の青年達に
伝授したと言われています。
山家村(現市川三郷町山保)を始め近隣の信者の奉納金により明治2年8月神楽殿が完成しました。しかし戦争
などで一時途絶えましたが、農村過疎対策事業の「ふるさと運動」の一環として、山保地区公民館を中心に
「四尾連子安神社太々神楽保存会」が復元と保存の活動の中心となりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/pcland042/30418742.html
しかし、2011年からは行われなくなってしまったようです。→http://cellist.blog.so-net.ne.jp/2012-11-10
残念ですね・・・・。
本殿
安産を願い、無事に生まれた報告に・・・命名・・・すくすく育っていることでしょう。
神楽殿
だいぶ傾いてしまっていました。
とても良い空気・空間でした。
はじめはちっちゃな湖だなーと思った四尾連湖も、隠れ家的、箱庭的で、とてもアットホームな感じで良かったです。
また新緑の季節などに訪れてみたいと思いました^^ end