日常の喧騒の中に
埋没しそうになっていた
こんなときは
やっぱり
ヴィパサナーかな
川沿いの歩道を
左足裏、右足裏・・・交互に
充分に足裏の着地圧を
意識しながら歩く
甘い匂いが漂う
いろんな音が聞こえる
あっちにこっちに
五感が飛び火するけど
それでも
ズレを修正しながら歩く
ふと
自分の影に気づいた
歩いていくと
濃い影が足元から伸びてゆく
どんどん前に大きくなる
そして
どんどん薄れていく
やがて消える
そしてまた
足元から伸びていく
面白いね
濃い影がエゴ
大きくなるにつれ
だんだん薄れて
そして回りに溶けていく
そしてまた生まれ変わり・・・
太田裕美の楽曲が聴こえた・・・・影ふみ遊び
「しあわせあそび」
たばこがきれたら真夜中でも あなたと買いに行く
ほろよい気分で帰り道は くわえたばこに火をつける
月がとっても大きくみえて あなたと二人 影ふみあそび
ほんの子供にあなたが見えて つかの間ふたり しあわせあそび
なつかしいね
おいらは、いつのまにか煩悩に囚われていた(笑